なんて記事があったらしいです。僕は日経の記事は意識的に見ないようにしているので最近はレコメンド系のニュースアプリでも全く出てきませんけど(笑)
ん?なんで見ないのかって?
昔から内容がウソばかりだからです。特に「日本で唯一の経済紙」とか言っている割に経済に関する内容がデタラメもいいところですからね。どこがウソか分からないという人のために少しだけ教えますと、日経大好きキーワードの「輸出大国ニッポン」ですが、日本は輸出大国ではありません。GDPに占める輸出割合は15%前後で、ほとんどが内需(つまりサービス業)です。
・・・ってそんなの普通に生活して街中を歩いていれば分かりますよね。だって、あなたの周りの消費ってなんですか?公共交通機関での移動を始め、通信や美容(院)など、日常のほぼ全てはサービス業ですよ。
で、案の定ですが、やっぱりこういうオチがあるというか・・・。
こんなのもなんとなく分かりそうな雰囲気ですよね。だって、45歳以上はリストラリストラ言われてとても景気がよいとは思えないのに、じゃあいったいどこで雇用が増えているんだと考えてみたらこういうカラクリしかないわけですよ。
でもね、ほんの数年前ですら「日経新聞は社会人のバイブル」みたいなことを言っている人たちってかなりいたんですよ。僕も何も知らない30歳くらいの時は自分で契約して読んでいた時期もありましたけど、さすがにもう読まないです。
↑の記事にもありますが、無料で見られる記事なんてものすごく質が悪いので、そういうのばかり見ていると本当にそっち側に引っ張られていってしまいます。よくある話として、日本は破綻寸前だというネタは定期的に出てきますが、そんなわけあるわけないのです。少し反例を考えただけでも
・破綻しそうな通貨を誰が好んで買うのか
・破綻しそうなら金利にリスクプレミアムが付くので今みたいな低金利なわけがない
・本当に死にそうならもっと通貨安になってモノが買えなくなるよ
などなどいくらでも出せるんですよ。
若い人たちにはぜひ「正しい情報を嗅ぎ分ける能力」というのを身に付けていってほしいと思う次第です。