自分の理想どおりにならないとすぐ批判する最近の風潮

最近見かけたニュースにこんなのがあったんですよ。

news.nifty.com

チョット待って!

ここは資本主義の国、日本ですぜ。しかも吉野家ホールディングスまごうことなき民間企業であって、赤字でも全く気にならない公的機関とはワケが違います。ちなみに吉野家って過去に一度会社更生法(要するに倒産)を適用したことがあるのですが、そんなのもう知らない人が多くなってきたのかも知らないですね。

たしかに情に訴えれば、被害にあって困窮している人たちに対して無償で食料を配布するというのはとてもいいことなのかも知れないですよ。僕だってそれが可能であるならそう思います。だけどそれは吉野家が決めることであって、被害に遭ってもいないただの野次馬が口出しするようなことではないんですよ。

それに企業が無償で提供するというのもちゃんと会社の戦略的なものが少なからずあって(社長の鶴の一声ならないかも知れないけど)、広告宣伝費よりも広告効果が高いと見込めるのであれば無償で提供することは大いにありと判断されるわけです。お前ら、もしかして何も考えずにとりあえずタダで配っとけよ高感度上がるだろとか思ってるわけじゃないだろうな。もしそうなら無能にも程があるから半年くらいROMっておけ。

だいたいこういう事ができるくらいの体力がある殆どの企業は上場しているわけですから、無能が何も考えずにとりあえず配っておけみたいな企業行動はできるわけがないです。ちゃんと株主に説明できないといけませんからね。

本来の資本主義経済原理で言えば、需給が逼迫したら価格が上がるのが自然な流れであり、今回の被災によって食べ物に困っている人たち(=需要がものすごく高い)に対して正規価格の10倍や100倍で売りつけるというのも資本主義経済原理に基づけばなんらおかしな行動でもないわけです。もちろんその後に報復(不買)を受ける可能性は十分にありますが、あくまでも原理原則の話です。

それにもかかわらずちゃんと他地域と変わらない価格で販売しているわけですよね。詳細は知らないですが、きっとこんなの赤字だと思うんですよ。だからそれだけでも十分に称賛に値すると思うのですが、昨今目に余るのがとにかく自分の思い通りにならないとすぐにフルボッコにしようと殴りかかってくるんですよね。無償で提供するのが当たり前・・・そんなわけねーだろうが!

よく分からない質の低いネットメディアが増えたことも一因だとは思いますが、こういうのには頑として同調されないことをオススメいたします。