マッハ新書ならぬマッハブログ(と言う名の落書き)

ただのポエムです。マッハでそれなりの文章を書くのが目的(訓練)なので、よほどのひどい誤字脱字でない限り推敲しません。

もうそろそろ楽にしてあげなよ・・・

安楽死じゃないですけどね(笑)

biz-journal.jp

元社員としては正直こういうニュースを見ると辛いわけですよ。なんだかんだで気になって見るわけですが、昨今のウェブニュース系は見た記事を元に表示されるわけでして、見れば見るほどもっとその手の(辛い)ニュースが表示されるという画期的なシステムになっていて神様もビックリです(笑)

そもそもにおいて、今回仮に資金調達がうまくいったとしてどのような業績回復シナリオがあるのでしょうか?少なくとも僕には全く思いつきません。まあ、ぺーぺーの僕なんかでは考えもしない画期的なV字回復シナリオがあるということにしておきましょう。

その一方で、まだまだ当時の同僚や一緒に仕事をした人たちがいっぱい残っているわけでして、潰してしまうというのもそれはそれで見るに堪えないなぁ・・・とも思うわけです。

諦めが悪いと言うのも、ちょっと言い換えて粘り強いなんてと言うと聞こえがいいですが、それも程度があって見込みのないものにいつまでも突っ込むのは褒められたものではないです。行き過ぎた典型的なダメパターンがストーカーとか塩漬けとかなわけでして。もちろん、最後の最後まで結果なんてのは誰にも分からないので大逆転が絶対ないとは言わないですが、限りある人生においてあまりにも分の悪い賭けばかりするのは精神衛生上もよろしくないと思うわけです。

えっ?分がいいか悪いかなんてどうやって見極めるのかって?そんなのは業界に長くいれば何となく分かるんじゃないでしょうか。少なくとも今のJDIがBoEなどの巨大企業に勝てるかというとほぼ100%勝てないでしょう。でも勝てないこと自体はたいした問題ではないんですよ。重要なのは、勝てないなら勝てないなりに立ち回る術があるかどうかということなんです。例えばアップルに高値で買ってもらっているから大丈夫、とか。

でも残念ながらそういうのもないですよね。車載もそこまでのものではないですし。となると、やっぱりどう控えめに見繕ってもここから復活することに賭けるのは分が悪い賭けと言わざるを得ないわけです。楽に行きたいのであれば分のいい賭けだけしたほうがいいです、ホントマジで。

テレビを見ていると、よくこういうの見かけるじゃないですか。貧乏な家に生まれて、お金も教養も全くなかったけれど、なけなしのお金で何か(例えば海外でピアノとか)が成功して人生大逆転したってやつ。ああいうのがなぜウケるかというと分の悪い掛けに勝ったからなんですよ。だって、同じところを目指している金持ちも教養のある人間も山程いる中で、たまたま何かの偶然だかなんだかでそいつらを出し抜いてうまくいってしまったわけですよ。言うまでもないことですが、その裏には同じように挑んでいって散った人たちが死屍累々なわけです。運も実力の内とはよく言ったもので、別にそれ自体はなんら否定することでもなんでもないわけですが、あんなのに感動して俺もやってみるかなどと真に受けるのはさすがにちょっと知能が足りないと言わざるを得ないでしょう(笑)

あと、なぜか分からないですが、同じように分の悪い賭けである宝くじはなぜか当たっても感動されません(笑)。いや、なんでなんだろうなぁ・・・人生における割と疑問な部分です。

話が逸れましたが、俺はこの分の悪い賭けに勝ってみせるなんてしょうもない妄想はそろそろ止めることをぜひ提言したいと思います。