タイトルのそれは、それはそれはず~っと昔から言われている格言で、要するに
インターネット上には玉石混交で情報が転がっているため、それが本当なのか嘘なのかを見分けることができない人には危険すぎるツールである
ということを揶揄した一文です。検索ツールの性能も上がってきたおかげで、思わぬ形で情報が飛び込んでくることも普通にあります。
※本当に質のよい情報というのはだいたいお金を払わないと入手できません(新聞除くw)
なんでこんな話をしているかというと、先日、知り合いのFacebookにこんなことが書いてあったわけです。
「Facebookだけを見て、あなたはとても素晴らしい人生を送っているとか言ってくるやつってアホじゃないのか。見えないところ(=Facebookには公開していない部分)では怒りもするし挫折もする。Facebookは単にいいところだけを切り取って貼り付けただけに過ぎない」(要約)
インスタ映えってやつもおおよそそれに似たところがあるわけですが、酸いも甘いもある人生において、甘い部分だけを切り取って貼り付けているのがSNSなわけです。
先日、僕もインスタグラムにこんな写真をアップしました。
どう思いました?
これだけを見て連想すると「おお、みなとみらいで朝からランニングなんて優雅でいい生活しているよな」って思うかもしれません。でも、現実の僕(特に最初のやつ)は走り終わってゼーゼーハーハー言いながら、それでもなんとかスマホを取り出して気合を振り絞って写真を撮っていたのです。当たり前ですが、そんなのはこの写真のどこからも全く伝わってこないですよね。それは見る人に伝えようとしていない(=伝わらないようにしている)のだから当たり前です。
別にその裏側をむりやり邪推する必要はないのですが、もう少しSNSとの付き合い方というのを勉強したほうがいい人があまりに多すぎるのではないかな、と思う昨今です。