何年かぶりに恵方巻きというものを買ってみようと思ってわざわざ東神奈川駅(仲木戸駅)で降りて、近くにあるイオンスタイルへ寄ってみました。単純にイオンの高級恵方巻(980円)がちょっと食べてみたいなと思っただけです。
ただ、言っておきますが、僕は恵方巻というものにはこれっぽっちも興味がありません。は？言っていることが全く分からない・・・なんで買うのかっていうと、単純に消費をして経済を活性化したいという理由です。なので、今年はたまたま知っていましたが、恵方巻きを食べる方角も興味がなければどこで発祥した行事なのかも知りません。
だってさ、それこそクリスマスにせよバレンタインデーにせよ、最近だとブラックフライデーなんてものも日本に入ってきていますがそんなの全部日本には関係ないですよね？でもこういった発祥も由来もよく分からないイベントごとがなぜ定期的に行われるのかと言うと、資本主義社会においてはモノを消費することは絶対的善行だからです。逆に言うと、モノを消費しなければ資本主義社会は成り立たないわけで、メーカーとしてはなんとか買ってもらわなければならないからです。かの平賀源内にしても、土用の丑の日を作ったのはうなぎが売りたいからであって、別にそういった儀式や伝統があったわけでもなんでもありません。完全に商業サイドからのご都合です。
今の資本主義は需要が発生してから生産をする受注生産方式ではありません。だって、そんなのだと食料品はまず売れませんからね。なので、需要予測を元に先行生産することになるわけですが、消費してもらえないとかなり悲惨なことになります。そしてその顛末として毎年のようにコンビニバイトは自腹で購入させられるという話を聞きますが今年もやはり同じなのでしょうか。
さらにここに来て日本はお金を稼げなくなってきており、それがゆえに労働者への分配も少なくなっているのでファイナンシャルプランナーなるものが暗躍(笑)しまくっているため、やれそれはダメだのあれは切り捨てろだの色々と言うわけです。恵方巻きのようなムダの塊のようなイベント事に乗っかってムダな消費をしようものなら天罰をくらえと言わんばかりの勢いです。(笑)
個人的にはコンサルの次くらいに不要な人たちなのでさっさと景気がよくなって消滅してほしいところですw
で、何が言いたいのかと言うと、要するに何も考えずに消費してればいいんだよということです。僕もここ数年はずっと「恵方巻？アホくさ。誰がそんなもん買うか」と思っていたのですが、最近は考えが変わって消費イベントにはとりあえず乗っておけと。そもそもにおいて、そんな必要以上にケチってまで貯めたお金に何か価値があるのかと言うと僕は何もないと思っています。ほら、よくあるじゃないですか、年収300万円でも1,000万円貯めたとか。で？それで何すんの？みたいな感じですよね。だって1,000万円程度で何ができるんだよアキュラホームで陳腐な家でも建てるんかよそれとも大東建託に騙されてプレハブの隣の賃貸アパートでも建てるんかよアホじゃないのお前って感じですもん。
ちなみに僕はパチンコで稼いで給料全然使わなかったので30歳で1,000万円くらい持っていましたよ。そんなのどうでもいいけどw
ぐっちーさんのメルマガの受け売りですが、日本のGDPの70%は国内消費なんですよね。GDPに占める輸出割合は15%程度しかなく、よく日本を代表する経済誌が輸出がどうたらこうたらと鬼の首を取ったように書いていますが、あんなのを真に受けると知能が低い呼ばわりされますので注意しましょう。つまり、国内消費が旺盛になれば自然と景気は回復するということを意味しているんですよ。
ちなみにアメリカはもっと輸出依存度が低くほとんど国内消費です。先進国で唯一輸出依存度がそこそこ高いのはドイツですが、なぜドイツがそうなっているかというとユーロという統一通貨で貧乏な国へ・・・おっと、そこまでだw
ということで、これを読んだあなたはこれからは頑張ってイベント事に乗っかってムダに消費しましょう。それが日本の経済を活性化させる唯一無二の方法ですから。
昔の人ってそんな教育は受けていないはずなのですが、肌感覚でそういうこと(資本主義経済原理)が分かっているのだとしたらすごいですよね。
単純に今の日本人が貧乏なので少しでも安い方向に流されていくだけという説も・・・w
あ、そうそう・・・。
イオンの恵方巻売り切れで買えなかったぞ、コノヤロー！
代わりに半額の和牛を大量に買ってきました・・・。
