中学校くらいで習ったんですかね、1次産業とか2次産業とか。
今の時代、調べればすぐに分かりますが要するに何もない(もしくは価値のない)ところから価値のあるものを提供するのが1次産業です。ちなみにここではどうでもいいですが、すでに価値のあるものを組み合わせて違う何かを作り出すのが2次産業ですね。
さて、僕は昔こんなことを書きました。
少なくともこれを書いた当時は世の中がこんな状況になるとは微塵も思っていませんでした。ただ単に自分の親が今までやってきたコメ作りをなんとか続けたいなと思って色々と調べていただけです。
ですが、このままこの調子が続けば2次産業や3次産業はほとんど価値がなくなり、1次産業に携わる者しか生き残れなくなる可能性が高いです。2次産業や3次産業の全てがなくなるわけではないと思いますが、おそらく激減するでしょう。となるとどうなるか・・・って大多数の人の食い扶持がなくなるわけですよね。都市機能の発展したコンクリートの塊の街は廃墟となり、農作物の作れる地域だけが生き残る。
※日本だけでなく世界的に
最悪のケースとしてはそこまで考えておく必要はありそうです。それこそマズローの欲求5段階説で言えば、もう一番下とかその上くらいのところになっているわけです。
ところでですね、このコメの件ですが、いつぞやのブログにも書いたような記憶がありますが農水省に色々問い合わせたけれどやっぱり個人には何の補助金もないという話でいったんストップしておりました。ですが、世の中がこんな状況なので方針転換してこちらも力を入れてやっていきたいと思っています。ただ、いかんせん実家に帰るのはそれはそれで違うリスクがあっていかんともし難いんですよね。
幸いにして実家には畑もそこそこありますし、1年間の自給自足は難しいですが少しくらいはなんとかできそうです。まさかこんな形で価値が変わっていくかも知れないなんて、ほんの半年前までいったい誰が予想できたでしょうか。
とにもかくにも、今はできることをやる、ただそれだけですね。