とふと思ったわけですよ。まあ理系の人であれば安全率という言葉を知っていると思いますが、だいたい世の中の全てのものは安全率2以上で設計するのが前提です。
具体例を挙げると、100kgまで乗っても大丈夫なイ〇バの物置は200kgくらいまでは耐えられるように設計されている、といった感じです。
ソリューション的なもの、例えばここでターゲットとしたような病床使用率などは何らかの理由で急に利用者が増えてもいいようになっているわけですね。
標題のそれは50%という数字とか、あるいはなぜ病床使用率なのとか、そういう話をしたいわけではないのです。じゃあ何が言いたいのかと言いますと
電気は足りている
というかの有名な一言を言えば全てが分かるでしょうか?
言ったのは政府ではありませんが・・・。
でもそれを後押すかのように原子力発電所を次々と停止させましたよね。結果として老朽化した火力発電所がフル稼働せざるを得なくなり、燃料は足元を見られて高騰しまくり、資金流種で国力の低下を招く大惨事を起こしたわけです。もうどうでもいいけどさw
たま~に話題になりますが、電力使用率って知っていますか?
なんと、ここを見ると実に93%未満だったらOKということになっているのです。93%ですよ、93%!安全率で見たら実にヤバい数字でして、ちょっとでも不測の需要が発生したり、何らかの理由で発電所が1個倒れたりしたら一気にヤバいことになるのはおおよそ想像ができるかと思います。
原子力発電所が普通に動いていたころの数字を知らないのですが、おそらく50%前後で推移していたのではないかと思います。今も一応残っていますが、オール電化というシステムは「原子力発電所は止められないから夜間の電力は捨てるくらい余っている」ためにできた制度です。制度を止められないので実態としては裏で火力発電所が24時間が支えているわけですが・・・止めてしまうとオール電化家庭が死ぬことになるので止めるに止められないわけです。オール電化を考えた当時は、まさか原子力発電所が動かせなくなるなんて日本の電力会社の人は誰一人思っていなかったでしょうから災難以外の何物でもないでしょうね。ご愁傷さまです・・・。
標題の件に話を元に戻しますが、なぜ病床使用率は「50%」という数字を持ってきたのでしょう?それこそ
病院(病床)は足りている
でいいんじゃないでしょうか?電気だけやたら低い安全率を持ってきて、病床にはそこそこの数字を持ってくるなんてダブルスタンダード以外の何物でもないじゃないですか。
まあ、ただ単に何も考えていないだけなんだろうとは思いますけどね・・・。
そういうオチかよwww