ある時、妻がこんなことを言いました。
「うちってマンション名にタワーって入っているってことはやっぱりタワーマンションなんだよね?」
・・・。
はて、そんなこと考えたこともなかった。というか、僕がイメージするタワーマンションってやつは
こんな感じで縦に細長い建物でして、それに対して弊マンションは
このようにお世辞にも縦に細長い建物ではないわけです。余談ですが、縦に細長いので上空の強風に曝されて常に微弱な振動をしているため劣化が早いというのは覚えておいて損はないと思います。
そういえば前職で海老名のタワーオフィス勤務になった時、フロアが21階だったのですが、床が常に微小な振動をしているんですよね。というか、建物全体がなんとなく揺れているのを感じ取れて非常に気持ち悪い。これって倒れるんじゃないの?みたいな
そんなわけはないw
まあ一週間もしたら慣れて気にならなくなりましたけどね(笑)
そもそもタワーマンションの定義って?
このタワーマンションという言葉、パッと聞いてすぐに分かるのは「正式な用語ではない」ということですね。ということはこれはいったい何を指しているのか・・・ということで調べてみたところ、
建築基準法では建物の高さについての基準を設けていて、そのうち高さ60m以上の建築物を「超高層建築物」とするケースが多い(建築基準法20条1項一号)
ということで、どうやら60m以上の建築物のことを一般的にはタワーマンションと言うみたいです。 うん、知らなかったよ!(笑)
で、この「超高層建築物」ってやつがいったい何にどう関わってくるのか?と言いますと、つい最近話題になった節税の話が絡んできます。
いわゆるタワマン節税とか言われていたやつですね。お金持ちにしか関係ない話ですが!!!(笑)
話を最初に戻して、弊マンションはタワーと付いているけれど・・・という点ですが、調べてみたところ、なんと高さは59.95mだそうです。
ウッハー!
絶対狙ってその高さにしているよね(笑)
元々、この地域は高層ビルを建築してはいけないエリアでして、住宅供給公社の話によると複合施設にすることで高層ビルを建築してもよい(もちろん横浜市の認可は必要)みたいなのです。みなとみらいエリアのように高さ制限がない(?)エリアとはわけが違います。なんと言っても一般人エリアですからねw
ということで、結論としては弊マンションは法律上はタワーマンション(超高層建築物)には該当しません。が、ほぼほぼそうなんでしょう、というのが結論でした。もしかしたら複合施設なら高層ビルでもいいと言っても60m以内という制限があるのかも知れませんが、そこまで詳しいことは分かりません。
ひょんなことから始まったしょうもない調査ですが、調べてみると色々な思惑が垣間見えておもしろいな、と思った次第です。