限界突破
まあ言うまでもなく、まだみんなの記憶に新しい千葉県で落ちた陥没事故のお話ですね。

散々報道されているので原因は周知されているとは思いますが、下水道管の老朽化で亀裂が入り、それを起点に地面が少しずつ崩落して空洞が発生して最後に落下したのが今回の事故です。
耐久年数を超過した(かどうかは分からないですが)限界突破による破損です。
メンテナンスの重要性
もっと分かりやすい例を出してみましょう。例えば車のタイヤは走っていると削れていきます。走り続けて削れていくと最終的にタイヤには穴が開いてパンクします。普通に考えたらこの時点でもう走ることはできないので、JAFを呼んでレッカーしてもらうことになります。
「普通に考えたら」とさっき言いましたが、何をとち狂ったかそこでJAFを呼ばず、メンテナンスもせずにそのまま走り続けたとします。ハンドルが取られたり乗り心地が最悪だったりするのもありますが、そうすると今度はホイールが変形してタイヤが取り付けられなくなります。もっともっと走り続けるとホイールも削れるのですが、そこまで到達するのはかなりの強者でしょう(笑)。
つまり何が言いたいかと言うと、最初にパンクする前に交換するのが一番安上がりだということです。パンクしたらJAFを呼んでレッカーしてもらうためにお金がかかります。(会員なら無料ですが)
それでも交換せずに走り続けたらホイールが変形し、それを元に戻すにはホイールも買い直す必要があります。つまりもっとお金がかかります。限界突破してしまうと、それを元に戻すにはとんでもないコスト(労働力)が必要になるわけです。
今回の陥没事故も水道管が老朽化する前に交換しておけばこんなことは起きなかったのに、ひび割れで陥没事故が起きた結果、大量の人件費と経費をかけて周辺の道路を削りまくってここまできたわけです。おそらく単に水道管を交換するよりも100倍近いお金を投入しているのではないかと思われます。
人が犠牲になっているのでお金の多寡なんて言ってられないわけですが。
そこに加えて(お金こそ発生していないが)下水の使用自粛を呼びかけたり、その影響によって飲食店の営業が自粛されたりとマイナス方向にも作用しています。
マイナスなので相対的にお金がかかっているようなものです。
世の中の全てのことはそうなっている
別に今回の水道管に限った話ではないんですよ。例えば日々の運動、あまりにも運動しなさすぎると筋肉が衰えていってしまい、最終的には歩けなくなります。そうなる前に歩いたりちょっとした運動をすれば維持できるのですが、一度限界突破して歩けなくなると、元の状態に戻るにはとんでもない努力と時間が必要になります。
考える力もそうです。脳みそを使わないとどんどん劣化していき、人によってはボケてしまうわけです。一度ボケてしまったら元に戻すのはほぼ不可能です。
他にも定期検診などもそうです。病気が過度に進行しないよう、早い段階で見つけるために実施するわけです。進行してしまうと場合によってはもう元には戻れません。
限界突破する前にメンテナンスする、もう少し心がけてみるとQoLも上がるのではないでしょうか。

