ふと思い立ったのはこの時ですね。
わざわざ別記事を開いて読むのも面倒だと思うので簡単に説明すると、もう親が米を作るのを止めたので代わりに僕が作れないかなーと割と安易にのんきに考えているものです。
ちなみに最近になってまた色々と詳しく親から聞いておりますが
一人でできるわけがないし、やっても全然儲からないからやるだけムダだって
と毎回言われております(笑)。その点については後述しますが、親がそう言うのも無理はないかな・・・とは思います。
つい最近もこの手の話を取り上げましてですね
ご存じの方も多いのではないかと思いますが、緊急事態宣言により日本はもとより世界中の人たちがムダに消費をしなくなりました。その結果どうなったかというと、全くと言っていいほどモノが売れない状態になっています。Facebookにはこんなページもできています。
催事がなくなって在庫のはけ口がなくなってしまったとか、レストランが稼働していないから仕入れが回転しないとか内容は様々ですが、たまに強烈なのがあって
原材料に値段が付かない(もしくはクズのような価格)
というのがあります。
こういう状態が続くとどうなるかというと、言うまでもなくその生産者はそれでは生きていけないので辞めることになります。お米を作っていたのであれば作らなくなりますし、魚を取っていたのであれば漁を止め、肉を売っていたのであれば牛や豚を育てなくなるでしょう。
現在の就農者が止めてしまったあと、最終的に待っているのは何か・・・食糧不足ですね。娯楽ならなくても我慢すればいいですが、食料がないからと言って食べることを止めることはできません。餓死してしまいますから。
下手をすると、いくらお金を持っていようが食料が手に入らないという時代が来る可能性も否定できなくなってきました。お金では買えないんだよ!!!ってやつですね。そうじゃなくても食料の価格は暴騰することになるでしょう。典型的な暴落→市場から消える→暴騰のパターンです。
ということもあって、上記のFacebookグループはそれを阻止するために少しでも廃業する人を減らそうというのが目的なわけです。少しでもこの危機が分かるのであれば、なるべく上記のグループに参加することをお勧めいたします。巡り巡って自分の食い扶持がなくなる前に。
・・・。
あ、お勧めするのはこっちじゃなかったわw
農林水産省に補助金がないかと聞いたらあっさりないと言われて諦めていた農業ですが、それでもなんとかならないのかなーと思って親から詳しく聞き取り調査(笑)しておりました。
今の時点での僕の感想としては、やはりJAの存在がガンだなと思うわけですが、だからと言ってそこをすっ飛ばすのもなかなか難しそうです。考えてみれば、JA(かつての農業協同組合)は農業における胴元的存在なわけで、仕組みを作ってその中で吸い上げてウハウハしている(笑)わけですよ。なので、こいつがいる限りは絶対に農業で儲かることはないというのが今の時点での僕の理解です。だって、米俵一俵(60Kg)の買取価格が10,000円未満らしいですからね。うちの実家の場合、苗の購入費を差し引くと、売上総利益(人件費なし)で5万円/年くらいだそうです(笑)
え?キロ単価160円なの・・・?スーパーでお米っていくらで売っていましたっけ?
キロあたり640円ですか、そうですか・・・。
JA潰すしかねぇなw
それに加えて農作業の機械がこれまた高い。今時なら自動運転コンバインでしょ!と思ってクボタのホームページを見てみたらメンタマ飛び出ました(笑)
1,000万円ですか・・・生きている間に償却できそうにないな、これだけで(笑)
調べてみたら耐用年数はどうも10年らしいので、(これだけなら)100万円利益があってカツカツといったところですが、さっきも書いたようにそもそもそんなに利益出ないんですよね(笑)
ということで、調べれば調べるほど
一人でできるわけがないし、やっても全然儲からないからやるだけムダだって
という言葉が身に染みることになるわけです(笑)
いや、でもまだ諦めてないですよ・・・w
ということで、そう遠くに将来において、自分たちの行動如何では食料が手に入らなくなる可能性があるけれど農業はやりたくない、という人は積極的にじゃんじゃん消費しましょう。その時が来てからでは遅いですよ!