って思いませんか?
今から当たり前の話をしますね。これは誰が何と言おうと変わりません。
人間はいつか必ず死にます。
さて、ここで出てくるのが「普通」の認知です。上記のことは当然みんな分かっているのだろうと思いますが、"普通"80歳くらいまで生きますね。これがすごくやっかいな話でして、みんながそれを当たり前だと思っているから60歳くらいでは「死ねない」んですよ。なぜなら「普通」にすら到達できなかった残念な人扱いされるからです。
だから今、コロナウィルスに対して必死に抵抗するわけですよね。このままだと大量に「普通」に到達できない人たちが出てくることになるから。
でも考えてみてくださいよ。昔はそもそもほとんどの人が50歳まで生きていなかったんですよ。それをなんとも思わなかったのは、それが「普通」だったからですよね。
そうですね、なぜか「普通」という認知は下方修正を極端に嫌いますね。「普通」というのは不思議と右肩上がりなんですよ。それが社会が豊かになっている一つのバロメーターでもあるから、なんでしょうか?
でもコロナウィルスの登場により、そろそろこの「普通」という認知の右肩上がりは諦めなければいけないときに来ている気がします。そして、そもそも「普通」などという認識は「普通」ではないという共通認識もまた必要になってくるんじゃないかな、と思う次第です。