先日、こんなニュースがありました。
非常に痛ましい話です。最近、似たようなことが身の回りにもありまして、おそらく老化し始めことにより咀嚼力が落ちて詰まりかけるというのは何度かありました。ええ、僕のことですw
やっぱりもう生きるの辛いわ・・・w
Facebookのフィードにも書いたのですが、子供の場合はほぼ助けることができます。
・子供を宙吊りにする
・(足を持って)上下に軽く振りながら背中を叩く
これでだいたい取れる(吐き出す)というのが定説・・・のはずなんだけど、改めてネットで調べてみてもこんなの全くヒットしないや(笑)。探しても探してもベアハッグしろと書いてある記事ばかり・・・はて、僕はどこでこの話を聞いたんだっけか。まあ、ベアハッグもそうだけど、詰まっている部分よりも下から押し上げて圧で吐き出させるわけで、その点では逆さまにして詰まっているところを叩くのも原理としてはほとんど同じですね。いずれにしても言えることは知っていないと咄嗟の事態にはまずできないということと、命が懸かっていることに対して向き合えるだけの胆力が必要だということです。言葉にすると委縮してしまいますが、失敗したら子供が死んでしまうわけですから。
それにしても、先の記事を読んでどう思いましたか?なんでその場で救助活動しないんだって思いませんでしたか?だって、救急車(とは書いていないけれど通報だからおそらく救急車)を呼んだって助かるわけないじゃないですか。病院の隣にいるわけじゃない限り、どれだけ早くても救急車の到着まで10分はかかりますよ。10分も呼吸不可だったら100%死にます。考えれば(考えなくても)分かるじゃないですか。
同様のことは他にもあって、例えば人工呼吸が必要だけど相手が女性だからためらった(ことで死んだ)とかAEDでの電気ショックが必要だけど女性の服を脱がせることをためらった(ことで死んだ)とかですね。
これら全てに共通するのは、中途半端に首を突っ込んだことで事後に社会的に抹殺されるかも知れないということですね。最初の児童の話で言うと、助ける努力はしたが結果としては残念ながら助けられなかった。そのことに対して社会(特にクソメディア)がなぜもっと早く施術を・・・とかなぜもっと強く叩かなったか・・・とか、無限に責められて社会的に殺されるわけです。仮に助けられなかったという事実があったところで、それが本当に当人の明らかな怠慢なのか、最初からどうやっても助からなかったのかなんてのは誰にも分からないわけで、その分からない中で最大限の努力をしたのであればそれだけでも十分称賛に値するはずなのですが、現実はクソ人間どもは全然そんなことはなく、失敗を許さない世界とばかりに全力で殺しにかかってきます。そんなんだったら最初からそんなところに首を突っ込まないのが最良の選択肢になるのは言うまでもありません。臭い物に蓋をするとはよく言ったものです。なんか臭い物の対象が明らかに変わった気がしますが。
いや、でもアメリカなんか変なのに関わったら即銃で撃たれる(※イメージです)わけだから、ある意味、日本もアメリカナイズされてきたってことなんじゃないのかなぁ(笑)
そんな世の中を生きていかなければなりません。