マッハ新書ならぬマッハブログ(と言う名の落書き)

ただのポエムです。マッハでそれなりの文章を書くのが目的(訓練)なので、よほどのひどい誤字脱字でない限り推敲しません。

どちらのほうが可能性が高いのか

変動は無限ではない

リーマンショックがあった2009年ごろ、株価は超低迷を極めておりました。トヨタ自動車の株価が3,000円を下回って配当利回りが6%くらいになっていた記憶があります。

その時に故ぐっちーさんはこんなことを言っていたんですね。

「今からトヨタ自動車の株価が3,000円動くとしましょう。0円になる確率と6,000円になる確率、どちらが高いと思いますか?」

あえて説明する必要もないと思いますが下がる方向に3,000円動いたら0円、つまり会社価値がなくなるということなのでいわゆる倒産ですね。そうなる確率と2倍の6,000円まで回復する確率とどちらが高いでしょうという問いです。

そんなの言うまでもなく

6,000円に回復する方ですよね。言うまでもなく、というのはもちろんトヨタ自動車の実力を鑑みて出した答えなので現在3,000円の株価だったら一律6,000円まで回復するという話ではありませんよ。

そこで住宅ローン金利

日銀の金融緩和のおかげもあって、住宅ローン金利ってほとんど0%の状態がずっと続いておりました。ちなみに「お金を借りる」ということに関しては住宅ローンほど借り手に有利なローンはありません。だって0.5%ですよ?5,000万円借りて年間25万円の金利が付くだけですよ。そんなローン法人の間には絶対ありませんし、他の方式のローンでもまずありません。

で、さっきの話に戻るんだけど

さっきの株価の話に戻るわけですが、この住宅ローン金利、ここから動くとしたらどちらに動くと思いますか?答えは言うまでもなく上がる方向に動く可能性がほぼ100%ですよね。だって、下がる方向なんてもうすぐそこに0%が見えているわけですから。0%になることも、ましてやマイナスに突入することも絶対にありません。

ということを考えたらこの段階で固定金利を取っておくに限るわけですよ。ここまで下がっている固定金利を尻目に「だって変動金利の方が安いし」なんてのは100%金融リテラシーないですよねw

お、久々に強烈な煽りがきたぞwww

まだ変動金利は上がっていないから間に合うんじゃ・・・残念ながら固定金利はもうかなり上がっています。変動金利は短期金融市場に合わせて動くのでまだ動きはありません(厳密には日銀が抑え込んでいる)が、金利が上がりそうな雰囲気が醸し出されているので固定金利はその雰囲気を嗅ぎ取って上がり始めています。

しかも最近は80%以下と90%以下で金利が違うんですね。頭金2割って結構きついんじゃないかなー。ちなみに僕が申し込んだ頃は90%以下かそれ以上かの2パターンしかありませんでした。

で、僕が借りた時の金利はこちらです。平成65年の表記が哀愁漂いますね(笑)

ちなみに現在、日本の金利は日銀が無制限買取で無理やり抑え込んでいるのはご存知の方も多いかと思いますが、このままいくともっと円安が進むことになりさすがにやばいことになるであろう水準に上がりかねません。

だからと言って金利を上げると変動金利が追随して住宅ローン金利が上がるため、こちらもこちらで別の阿鼻叫喚が待っています。

まさに四面楚歌とはこのことで、どう転んでも酷い結末しかなさそうな未来を、いつ訪れるのかとわくわくビクビクしながらただ待つだけの日々になりそうです。

なんなんだよ、この人生は!www