やりがいとはなんなのか?

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何度読んでみても意味が分からないわけですが「仕事へのやりがいを高め」ってどうやってやるつもりなのでしょうか?

そもそも「これはやりがいがある(ない)仕事だ」というのは主観でどう感じ取ったかを示す言葉であって、客観(≒第3者)として「これはやりがいのある仕事だよね」と表現する言葉ではないわけです。だから、第3者がやりがいを整備するとかやりがいを高めるってのは言葉として意味不明なわけです。

ここまで書けばおおよそ察しが付くかも知れませんが、世間一般に言われている「やりがいがある(から給料が安くてもいいよね)」というのは何一つ救えていないわけです。だって、さっきから書いているようにやりがいがあるかないかは主観要素である以上、他人がどれだけこれはやりがいがあると思っても当事者はそう思わない可能性があるからです。

ついでに書くと、やりがいがあるかどうかというのは現在進行系ではありません。だって、先が見えないものにやりがいを感じるなんておそらく変態でしかないですし、やりがいを感じるのは結果(もしくはある一定の区切り)としてフィードバックがあったときだけです。つまり、やりがいがあったという過去形になるのが正しいです。どれだけやりきった感があっても、その結果が報われないものであった場合、当事者はほぼ間違いなくやりがいを感じることはない(感じたと思わない)でしょう。

昨今、若い人たちがどんどん辞めていく理由の一つとしてこの結果として報われないというのが問題になっているそうです。当事者たちはやりがいを感じたいがために一生懸命頑張って働くけれど、会社側からはそれを認めてもらえないからやりがいとして受け取れないわけです。あ、これは日本オワタ、みたいな話ですよね(笑)

言葉遊びなんかしている場合じゃないですよ。ちゃんと結果で報いてやりがいを感じてもらいましょう。